身体を信じる

身体を信じる

毎月通っている、野口整体のお稽古、活元運動。
無意識領域から、自然と身体から出る動きに身を任せ、
自らの身体を調整するお稽古です。

人が眠っている時に、寝返りをうつのと同じ要領です。
それを、意識がある、起きている時に行うお稽古。
子供が寝相が悪いのは、日中の動きで必要な動きを
睡眠中に、自然と調整しているからだそうです。

大人になると、それらが発動しにくくなるので、
自ら行うとよいそうで、1年通った感想としては
「活元に勝る、身体調整はない」という実感。

最初は全く動けず、ただただ涙が溢れて止まらず、
毎回、泣いてスッキリして終わる感じでした。
不思議なことに、泣いているのに全く感情は伴わず、
終わった後は、とにかくスッキリして、
身体がぽかぽか、お風呂上がりのようでした。

半年ほど通ったある日、
2時間ひたすら活元だけのお稽古の日を境に、
身体の動きに身を任せられるようになりました。

太極拳、ヨガ、呼吸法など、色々とやりましたが、
活元ほど深い領域へアプローチできる方法は
ないと実感しています。日常から離れ、
自らを内観し続け、意識と無意識の領域を漂う。
そうすることで、身体に必要な調整は、身体が自ら行ってくれる。

思考を手放し、身体を信頼することは、
自身への信頼にも繋がります。
興味がある方は、
お近くでお稽古ができるところを探してみて下さいね。

少し先の時代を生きた、
同じ日本人である野口晴哉先生が、
世界でも認められた整体を編み出したことを誇りに感じます。
そして今、活元を学べる環境が身近にあることが、
とても有難く、とても貴重なことだと感じています。

私自身、まだまだ何にも辿りつけていない感もあり、
と同時に、ただただ、ありのままよいと感じている自分もいます。
一生続けたいと思えるものと出逢ってしまった感アリ。

より深まりそうな予感満載の活元運動。
皆さんも、是非ご一緒に。