チベット香専用 インセンスホルダー・ロータス(香立て) [H_H1]
販売価格: 990円(税込)
商品詳細
【ゆうパケット対応商品】ゆうパケット発送について
【ゆうパケット発送対応可。但、ゆうパケット対応以外の商品同封の場合、ゆうパケット発送対応不可】
a i , で人気のヒーリングチベット香専用のインセンスホルダー(香立て)です。チベット仏教で神聖なモチーフとしてよく使われるロータスのホルダー。型抜きではなく、ひとつずつ手仕事で作られています。素材もテラコッタと自然。チベット香は、日本のお線香よりもかなり太く(4〜5mm径)、他のアジアのお香のように竹軸がないため、アジアのインセンスホルダーの穴には差さらないため、専用のホルダーをお薦めしています。ホルダー自体は5cm程度の小さなものなので、ホルダーを皿などに載せてお使い頂ければ、灰がこぼれずにお使い頂けます。
■サイズ:直径約60mm(全てひとつずつ手仕事で作るため、サイズは若干異なります)
■素材・テラコッタ ■生産国・ネパール
ロータスホルダー物語
ロータスホルダーが、皆さんのお手元に届くまで、たくさんの工程を要します。a i , にとっては当たり前のことですが、手にとって頂く方にとっては特別なことだと気づき、商品までの工程を書いてみたいと思います。のんびり読んで頂けたら嬉しいです。
a i , のチベット香立て、ロータスホルダーは、ネパールで手作りで仕上げています。当初、てっきり型抜きで作っていると思っていたのですが、検品の際に、よくよく見ると微妙に大きさと形が違うことに気づき、「あれ、もしかして全部手で形成してる??」と、ようやく気づき、その後毎回微妙に大きさが変わっていくホルダーを見て、やはり、と確信した次第です。
ネパール在住時、商品制作をお願いする工場には、必ず自ら出向いて、信頼できる工場かをまず判断していたのですが、ホルダーは、チベット香をお願いしている工房に発注しているので、制作工程を知らなかったのです。
ネパールからは、こんな木箱で届きます。釘で打ち付けてあるので、まずは蓋をこじ開けて開封します。
次に、梱包を全て開封していきます。ちなみに、この時の梱包は、a i , 史上最高に素晴らしい出来で、思わず写真を撮り「次回もこの梱包でお願いします」と、ホルダー発注時に指示を出したものの、この状態の梱包で届くことはありませんでした。前回これほど上手くできたのに、一体なぜ..。とか考えはいけません。毎回違う、それがネパール。ただそれだけのことです。一喜一憂してはいけません。少々のことでは、へこたれない精神が大切です。
嗚呼、なんという素晴らしい梱包。この写真を送り、この梱包をお願いしましたが、今回、この状態では届きませんでした。一体なぜ。。とか考えてはいけません。無心が大切です。
素晴らしい!なんと考え抜かれた無駄のない梱包!これができるのに、一体なぜ今回は、、など考えてはいけません。次回こそ、できるかもしれないのです。諦めてはいけません。なぜなら。。
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がーん。
数年前、届いたホルダーほぼ全て破損!なんてこともありました。それに比べたら、だいぶ改善しました。さすがに、ここまで酷い破損は、この一度きりでしたが、開封するまでドキドキ、、なんていうスリリング検品に慣れているので、今だに荷物を開封するまでは、心落ち着きません。
気を取り直して。
ネパールから届いたホルダーは、日本で検品の上パッケージしていますが、検品の際に問題が見つかれば、修繕できるものは全てお直しします。まずは、全てのホルダーを検品して、修繕が必要なものと、そのまま販売できるものと分けます。今回の便は、半分以上の修繕が必要でした。
よくよく見ると、黒い塗料が剥がれて、テラコッタが見えてしまっています。この小さな点の状態に塗料が剥がれた部分をお直しします。
この塗料が剥がれた部分に、色塗りをして直します。まずは、小さな筆で、ちょんちょん、と色を塗って、、
色を塗ったら、指でなじませて、お直し跡が残らないようにします。これで、塗料のテカリが目立たないようになりますが、お直し後の指は、真っ黒になります。
裏面も色ムラを発見したら、色を塗って、、
塗った跡を指でなじませます。
中にはこんなものも。よくよく見ないと気づかないのですが、裏面にあるはずの溝が、、ない!(右側)
そして、これは新しいバージョン。半分だけ、溝が、、ない!(右半分)こちらは、当たりってことでいかがでしょう。
様々なトラップをくぐり抜け、お直しの終わったホルダー達は、ようやく「◎」エリアに積まれていきます。発送の際に欠けてしまって修繕跡が目立つものや、修繕しても直せないものは、訳あり品として販売するので、無駄なものは極力生み出しません。
ネパールからホルダーが届いて、皆さんのお手元にお届けするまで、たくさんの工程を踏んでいることに改めて気づき、私達の日々の仕事をご紹介することで、より一層愛着を持ってお使い頂けたら嬉しいと思い、ロータスホルダーの物語として、書いてみました。皆さんにお届けするホルダーが、ヒマラヤの民の手でひとつずつ作られていて、遠い日本への長旅を経て、ようやくお手元に届く物語に、思いを馳せて頂ければ嬉しいです。
ちなみに、ホルダーの仕分けに使っている朱色のトレーも、a i , オリジナルで作ってもらっている、チベット家具です。チベット香の制作をお願いしている工房では、チベット香とチベット家具を制作していて、僧侶の玉座など、大きな家具の制作や、a i , でも取り扱っているチベット小箱や、インセンスホルダー等の制作をしています。
インセンスホルダー(スノーライオン)は、人気で品切れが続いているので、追加オーダーしたいところなのですが、蓋や引き出しがきちんと閉まらなかったりするので、私が現地で検品できる状況でないと、安心してオーダーできないのです。次回のネパール行きの際に、追加製作して来ますので、しばらくお待ちくださいね。